19歳の朝日光は、小学校の同級生・長谷川琴葉と偶然再会する。琴葉は当時の担任を殺したと告白し、そのうえ一緒に逃げてほしいと言う。しかし光は先生を殺した犯人は琴葉ではないと確信していた。なぜなら-。
京都府生まれ。「愛されなくても別に」で吉川英治文学新人賞受賞。ほかの著書に「青い春を数えて」「その日、朱音は空を飛んだ」など。